一歩ずつ社会へ ~『できた!』が自信になる3日間~
2025-07-14 投稿
7月2日(水)~4日(金)の3日間にわたり、本郷中学校・特別支援学級の2年生の生徒さん3名が、当事業所で職場体験実習を行いました。
実習では、施設外就労先での園芸作業や衣類の検品、清掃活動など、日ごとに異なる仕事内容に取り組んでいただきました😊
どの作業でも、生徒の皆さんは自分のペースを大切にしながら、真剣に、一つひとつの仕事に向き合っていました。
実習を終えたあとには、
「自分が草を取ったり落ち葉を拾うことできれいになったことがうれしかった🌷」
「こういう風に作業をしているんだなと仕事の裏側を初めて知って驚いた😲」
といった声が聞かれて、社会の一員として働くことの手応えや、自信が少しずつ芽生えている様子が見られました😊
今回の職場体験実習を通して生徒の皆さんの「できた!」「やれた!」という小さな成功体験は、きっと将来に向けての大きな一歩になると信じています✨
🌈教育現場との新たな連携から
今回、当事業所としては初の公立中学校の特別支援学級と連携した職場体験実習であり、義務教育段階から『社会的自立』に向けた支援を実践できたことは私たちにとっても大変貴重な機会となりました。
生徒さんにとっても、学校と地域社会をつなぐリアルな体験となり、今後の進路を考える上で大きな意味を持つものとなったのではないでしょうか。
福祉施設と教育機関が手を取り合うことで、「学び」と「社会参加」がつながり、多様な支援の可能性が広がっていくと感じています。
このような連携は、地域において誰もが共に学び・働ける、“インクルーシブな社会づくり”への第一歩であり、今後のモデルケースにもなり得ると考えています。
今後も私たちは、教育機関との連携を大切にしながら、地域の中で、障がいのある方々の可能性を広げる支援に取り組んでまいります。