【特集】「生きがい」と「人手確保」 農業と福祉を結ぶ「農福連携」の可能性<前篇>・宮崎県
12/3(金) 11:57
障害者への関心と理解を深める障害者週間が3日からスタートします。
そこで、今回は、「農福連携」に注目します。障害者の生きがいづくりなどを目的に、農業と福祉を結び付ける取り組みが、宮崎県内でも広がり始めています。【前・後篇の前篇】
◆イチゴ農園のケース
宮崎市にあるイチゴ農園。
(ひなたいちご園 長友一平社長)
「このつるみたいなランナーはいらないので、余分な栄養を必要としないためにとります」
作業の説明をしているのは、農園の社長を務める男性。
こちらでは、去年からイチゴの収穫期に、宮崎市内の福祉サービス支援事業所を通して、障害者に働いてもらっています。
(ひなたいちご園 長友一平社長)
「少しでも何か地域貢献ができないかなということで、福祉の方と連携する『農福連携』ということを取り組みたいと思って、お声かけさせてもらいました」
農業と福祉を結ぶ農福連携。この農園では、数人の障害者らに不要なイチゴの茎を取り除く作業を任せています。
この日、作業をしていた山元健吾さんもその一人。イチゴ農園での仕事は初めてですが、農業の仕事は自分に合っていると感じています。
(イチゴ園で作業する 山元健吾さん)
「やっていけそうですね。体を動かして仕事するのが自分は好きなので」
◆お互いにメリット
また、日頃、障害者たちを支援している事業所でも、農業の仕事をすることでいい変化があったといいます。
(サクラプリンテック宮崎 井上貴文施設長)
「利用者さんが、社会の中で仕事ができた、活躍できたということで自信につながり、前向きに仕事をしたいという方が増えてきたことは非常に効果があったという風に感じている」
さらに、福祉との連携は、慢性的な人出不足に悩む農業の現場にとっても、大きなメリットになっています。
(ひなたいちご園 長友一平社長)
「もう慣れてきたら健常者とほとんど変わらないスピードでもやってもらえますし、精度も同じくらいです。何よりもいいのはユニット(グループ)としてお借りできるので人員が確実に確保できる」【後篇に続く】
※MRTテレビ「Check!」12月2日(木)放送分から
- 12月8日(水)のニュース
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宮崎市で普通乗用車が信号柱に衝突 80代の夫婦が死亡・宮崎県
12/8(水) 09:29
7日夜、宮崎市で普通乗用車が隣の車線で信号待ちをしていた乗用車に接触したあと、信号柱に衝突し、2人が死亡しました。
7日午後6時20分ごろ、宮崎市神宮西の県道で、宮崎市花ヶ島に住む森木薫さん(87歳)が普通乗用車を運転し、進行方向の右側の車線を走っていたところ、左側の車線で信号待ちをしていた女性の乗用車に後ろから衝突。その後、信号柱に衝突しました。
この事故で、森木さんと同乗していた妻の道子さん(86歳)は、胸などを強く打ち、宮崎市内の病院に運ばれましたが、2人とも死亡が確認されました。
現場は、片側2車線の交差点で、警察は事故の原因を調べています。 - 12月7日(火)のニュース
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多発する高齢者の死亡事故 事故防止のための注意点は・宮崎県
12/7(火) 17:01
7日発生した死亡事故も、高齢者死亡事故多発警報発令中の事故でした。ここで、死亡事故多発警報発令に至った事故事例について振り返ります。
まずは、先月16日、延岡市熊野江町の国道で、道路を横断中の85歳の女性が軽トラックにはねられ死亡。
続いて、先月19日、同じ延岡市新町の市道で、道路横断中の74歳の男性が普通乗用車にはねられ死亡。
次に、先月25日、都城市郡元町の国道交差点で、横断歩道を渡っていた85歳の女性が普通乗用車にはねられ死亡。
また、先月29日には、同じ都城市蔵原町の市道で、信号機のない横断歩道を渡っていた82歳の女性が普通乗用車にはねられ死亡。
続いて、今月2日、日向市細島の港湾道路を歩いていた87歳の女性がバックしていたフォークリフトにひかれ、死亡しています。
そして、7日のえびの市でも死亡事故が発生しました。
こうした高齢者死亡事故多発警報発令中に死亡事故が発生したことについて、宮崎県警察本部交通企画課の柏田 智統括官は・・・
(宮崎県警察本部交通企画課 柏田 智統括官)
「歩行者が犠牲となる死亡事故が発生して、歯止めがかからない状況にあります。本県の過去5年間の死亡事故を見ますと、全死者196人中の約3割にあたる53人が横断歩行者でした。」
事故状況を一覧にまとめたものをみると、死亡事故の発生時間にはばらつきがありますが、去年も、おととしも、この時期に死亡事故多発警報が発令されています。
高齢者死亡事故多発警報なんですが、去年が12月15日から21日、おととしが11月27日から12月3日までと、同じような時期の11月から12月にかけて発令されています。
年末年始にかけて人が多く移動する時期でもあります。私たちは改めてどういった点に注意すべきなのでしょうか?
(宮崎県警察本部交通企画課 柏田 智統括官)
「日が沈みますと、ドライバーも歩行者も視界が悪くなり、お互いの発見が遅れたり、見落とすことがありますので、特に右側から横断する歩行者との事故が多く、安全確認を怠らないようにしていただきたいと思います。」
この注意点、しっかり確認しておきたいものです。改めて、確認しておきます。
車の運転者には、「人が横断するかもしれない」という意識を持った運転。
歩行者は、信号機のない横断歩道を渡るときには、手を上げるなどして運転者に横断する意思表示をするとともに、夜間また夕暮れ時には反射材を着用するなど、自分の存在を示す行動を呼び掛けています。
人や物事がせわしなく、動いている時期です。
ハンドルを握るときには、時間、そして、心に余裕を持って運転するように心がけましょう。 -
県内農業の発展に向けて 3年に一度のJAグループ宮崎 県大会・宮崎県
12/7(火) 16:51
JAグループ宮崎の今後の農業の発展に向けた取り組みについて考える会議が開かれました。
3年に一度開かれるこの大会は、JAグループ宮崎全体の基本方針を確認するもので、7日は県内の組合員などおよそ250人が参加したほか、オンラインでも開催されました。
今回の大会では、組合員の所得確保や持続可能な地域社会づくりへの貢献など3つの議案を審議。
農家の所得アップに向けては、経営の基本となる計画・実行・評価・改善を繰り返すPDCA活動を定着させることなどを提案し、賛成多数で可決。
また、このほか2つの議案も賛成多数で可決されました。
(JA宮崎中央国富支店ピーマン部会 春吉隆己部会長)
「組合員・役職員が同じ方向を向いて、一致団結して取り組みたいと思います」
出席者たちはこれからの3年間に向けて県内の農業の発展に決意を新たにしました。 -
選手権を前に 宮崎日大へサッカーボールなどが贈呈・宮崎県
12/7(火) 17:09
全国高校サッカー選手権大会に2年連続出場を決めた宮崎日大イレブンに贈呈です。
大会スポンサーから協賛事業の一環として、サッカーボールなどが贈呈されました。
(三浦功将キャスター)
「初戦はいきなり強豪校との対決ですが、今回贈られるボールとプロテインが戦う大きな力となりそうです!」
宮崎日大イレブンに贈呈されたのは、明治からはプロテイン120食分、そして帝人からはサッカーボール10個です。
7日はチームを代表して、羽間友基主将が公式スポンサーの2社からのエールとともに製品を受け取りました。
(宮崎日大高校 羽間友基主将)
「しっかり練習でボールを使って、練習の後はプロテインを飲んで、しっかりコンディションを整えて、全国大会に向けて良い準備をしていけたらなと思う」
全国高校サッカー選手権大会は、今月28日に開幕。宮崎日大は、大みそかの31日に富山県代表の富山第一と対戦します。【MRTスポーツ】 -
保護司と都農町の小学生がメンコやおはじきで交流・宮崎県
12/7(火) 16:48
更生保護や非行防止に取り組む保護司が、都農町の小学生と、昔の遊びを通して交流しました。
7日の交流会には、都農小学校の2年生およそ40人が参加。複数のグループに分かれて、メンコやおはじき、けん玉など昔の遊びを通して、保護司と交流しました。
(児童)
「きょうは楽しかった。(Q.何が楽しかった?)だるま落としです」
「ゴム跳びが楽しかった。(保護司は)とても優しくて、教えがとても分かりやすかった」
都農小学校では、犯罪や非行のない地域を目指して、「保護司」と一緒に七夕飾りを作る活動を20年以上続けていて、今年11月には、九州地方更生保護委員会から感謝状が贈られました。
児童は、保護司らに遊び方を教わりながら、昔の遊びを楽しんでいました。 -
JR日南線全線運転再開を前に 日南駅前で花の苗の植え付け・宮崎県
12/7(火) 17:30
9月の大雨の影響で運転見合わせとなっていたJR日南線は、11日に全線で運転が再開されます。
7日は、JR日南駅前の花壇で市民らによる花の苗の植え付けがありました。
この活動は、宮崎県日南土木事務所が毎年この時期に行っているもので、JR日南駅には日南市の職員や地域ボランティアなどおよそ50人が集まりました。
参加者たちは、日南駅前広場の花壇にパンジーやビオラなど6種およそ3000本の花の苗を心を込めて植え付けていきました。
(参加したボランティア)
「日南駅が運転再開になって、また、みんなが利用した時に、『あー、日南、帰ってきた』って思っていただけるような駅にしたい」
JR日南線は、9月に発生した土砂崩れでおよそ3か月にわたり運転見合わせとなっていましたが、11日に全線で運転が再開されることになっています。
日南市の玄関口でもあるJR日南駅。植え付けられた草花は、全線での運転再開に花を添えてくれそうです。 -
延岡市 高校生に自転車の安全運転呼びかけるキャンペーン・宮崎県
12/7(火) 17:54
延岡市では自転車を利用する高校生に安全運転を呼びかける街頭キャンペーンがありました。
これは、今月、宮崎県が実施している「飲酒運転根絶強化月間」の一環として行われたものです。
7日は延岡市の延岡商業高校で、警察官や交通安全指導員らが登校する生徒たちに声をかけながらチラシなどを配り、自転車の安全運転を呼びかけました。
「自転車のマナーアップ期間中です。12月は事故が多いので気をつけて乗ってください」
(延岡市地域・離島・交通政策課 柳澤光博さん)
「これから年末年始ということで車両も多くなります。自分がここを走っていると相手に分からせるためにも、早めのライトアップを心がけていただきまして、安全に通行できるようにお願いしたいと思います」
今年4月からは、自転車保険への加入の義務化などを定めた県の自転車条例が施行され、安全で適正な利用が求められています。 -
都城市でうそ電話詐欺 60代女性が現金約50万円をだまし取られる・宮崎県
12/7(火) 16:43
都城市の60代女性が現金およそ50万円をだまし取られるうそ電話詐欺が発生しました。
警察によりますと、6日午後5時ごろ都城市の60代女性の自宅に都城市役所介護保険課の職員を名乗る男から電話がありました。
男は、女性に対して「介護保険料を多く徴収していた。口座に振り込むのでATMに行ってください」などと言い女性をATMに誘導。
そして女性が携帯番号を教えると、続いて郵便局サポートセンターの職員を名乗る男から「ATMコーナーについたら電話をしてください」と連絡が来ました。
女性は、男の指示通りにATMを操作し、現金およそ50万円をだまし取られましたということです。
県内では、今年に入って10月末までに電話詐欺の被害が16件発生し、被害総額は5585万円に上っています。 -
えびの市で86歳の男性が軽乗用車にはねられ死亡・宮崎県
12/7(火) 11:32
高齢者の死亡事故が相次いでいます。
7日朝、えびの市の国道で80代の男性が軽乗用車にはねられ死亡しました。
事故があったのはえびの市大明司の国道221号で、7日午前6時40分ごろ、近くに住む吉川清治さん(86歳)が道路にいたところ、走ってきた軽乗用車にはねられました。
この事故で吉川さんは頭を強く打ち、市内の病院に搬送されましたが、およそ40分後に死亡が確認されました。
現場は、片側一車線の直線道路で、歩道はなく、警察が事故原因を調べています。
現在、宮崎県内には「高齢者死亡事故多発警報」が発令されていて、先月16日から7日までに、高齢者が巻き込まれる交通死亡事故が6件発生しています。 -
宮崎市の美容室兼住宅で火事 経営者の男性が重体・宮崎県
12/7(火) 11:06
6日夜、宮崎市で2階建ての美容室兼住宅の1階部分を全焼する火事があり、美容室を経営する男性が意識不明の重体となっています。
6日午後9時50分ごろ、宮崎市大塚町の日高勝洋さん(57歳)の美容室兼住宅から火が出て、近隣住民が110番通報しました。
火はおよそ30分後に消し止められましたが、この火事で木造2階建て建物の1階部分の美容室が全焼。
また、店舗内で日高さんが倒れているのが見つかり、市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。
日高さんは1人暮らしで、警察と消防で出火原因を調べています。 -
日南市 ポンカンの収穫ピークを迎える 甘みも上々・宮崎県
12/7(火) 11:35
柑橘類の生産が盛んな日南市では、年末年始の贈答用として人気の高いポンカンの収穫がピークを迎えています。
日南市宮浦にある松田成俊さんの広さ80アールの農園では、鮮やかに色づいたポンカンがたわわに実っています。
収穫作業は、現在ピークを迎え家族総出で行われていて、松田さんは、ポンカンを一つ一つ丁寧に摘み取っていました。
今年は、台風の影響もなく、晴天にめぐまれたということで玉太りや色づきがよく甘みも上々ということです。
(ポンカン生産農家 松田成俊さん)
「ポンカンの香りと糖度・酸のバランスが良くて贈答用としては宮崎の特産ですから、これを是非、今まで贈っていただいた県民の皆さんにもう一度見直していただきたい。」
ポンカンの収穫は、今週末まで続くということです。 -
新型コロナ 7日 県内で新規感染者は確認されず・宮崎県
12/7(火) 11:31
7日、新型コロナウイルスについて、宮崎県は、6日の検査で、新たな感染者は確認されなかったと発表しました。
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【特集】コロナに負けない!老舗すし店の挑戦<前篇>・宮崎県
12/7(火) 09:53
コロナの影響で飲食業界は、特に大きな打撃を受けています。
こうした中、生き残をかけ、強みを生かした分野への進出で新事業に挑戦する延岡市の老舗すし店が奮闘しています。【前・後篇の前篇】
◆祖父の代から70年続く老舗すし店
(廣寿司 羽柴昌威代表)
「お客さんの好みとその時の状況とか、メニューにない料理を提供できるというのがすし屋の売りでもあるし、うちの店の売りでもある」
延岡市の繁華街にある「廣寿司」の羽柴昌威さん。祖父の代からおよそ70年続く老舗すし店の3代目です。
新鮮な魚が自慢で、地元の常連客などに人気の店ですが、新型コロナの影響を大きく受け、苦境に立たされていました。
(廣寿司 羽柴昌威代表)
「商売が成り立たない。時短では。だから完全に休業として。売り上げに関してはほんとにびっくりするような(前年比)8割ぐらいダウン。2回目の緊急事態宣言が出だしてこれはやばいんじゃないかと。これが続くとこの店の存続すらもう危ないぞと思った」
◆亜馬威丸
「先代から続く店を何とか残したい」、苦境を打開するため、一念発起した羽柴さんが乗り出したのが・・・
羽柴さんは、コロナ禍で人気が高まる「釣り」に着目し、今年の夏から遊漁船の事業をスタート。船の名前は「亜馬威丸(あ!うまいまる)」です。
(廣寿司 羽柴昌威代表)
「(自分が)魚釣りが好きだったのがひとつ。それと料理と何かつながるビジネス、仕事はないだろうかと探した結果が遊漁船だったと。亜馬威丸(あ!うまいまる)っていうと、なんか食べ物屋とつながっているし、インパクトも残るのかな」
遊漁船の運営にあたり、羽柴さんが整備したのは、プレジャーボート。エアコンやトイレなどが船内に備えられていて、誰でも安心して船釣りを楽めるよう「差別化」に着目しました。
(廣寿司 羽柴昌威代表)
「船酔いしても寝られる場所がある。外で釣って寒い場合は中で休めるという(船釣りの)イヤなイメージを払拭したかったんで。(Q.船の免許は持っていた?)いや、このビジネスをしようと決めてから準備に入った。まだ初心者です」【後篇に続く】
※MRTテレビ「Check!」12月6日(月)放送分から -
【特集】コロナに負けない!老舗すし店の挑戦<後篇>・宮崎県
12/7(火) 09:55
コロナの影響で飲食業界は、特に大きな打撃を受けています。
こうした中、生き残をかけ、強みを生かした分野への進出で新事業に挑戦する延岡市の老舗すし店が奮闘しています。【前・後篇の後篇】
◆釣果は上々
この日は、4人の釣り客を乗せ、延岡市の南浦沖へ。羽柴さんが釣り客に伝えます。
「43メートル。データ反応が出ていますので」
羽柴さんのポイント選びが功を奏し、さっそく、当たりが。
(釣り客)
「オオモンのダブル?!すげぇ2匹かかっちょる。」
「オオモンハタ釣れました!」
このあと、釣り客が何度もハマチをあげるなど、羽柴さんも嬉しい表情を見せます。
(廣寿司 羽柴昌威代表)
「きょうはいい感じですね。皆に楽しめていただけたら」
この日は、高級魚のオオモンハタや旬のハマチなど納得のいく釣果を上げました。
◆釣った魚をふんだんに使ったフルコース
日が暮れ、すし店の営業が始まりました。
店を訪れた釣り客のテーブルには、昼間、釣った魚をふんだんに使ったフルコース。
「おいしく食べたい」と言う客のニーズに、「すし職人」ならではの技術で応えます。
(釣り客)
「釣って食べるところまで、それをやってくれるのが羽柴さんなので、自分たちでさばくのも楽しいが、羽柴さんがやってくれるとレベルが違う」
「自分たちが釣った魚をそのまま食べられるということで、一日すごく楽しかった」
◆体験に食をつなげて
延岡という地の利を生かした遊漁船事業。ピンチをチャンスとして捉えた集客の相乗効果を狙う挑戦に羽柴さんも気合十分です。
(廣寿司 羽柴昌威代表)
「この(すし店)の歴史というのを僕の代で終わらせたくないなという意地もあった。釣るという体験を売って、それとつながって食が楽しめるという新たな付加価値をつけて、コロナ禍であっても楽しく食事ができたりとか、楽しく遊びができたりとかなっていければ。そのツールとして、うちを使っていただけたらなというのが願い」
生き残りをかけて船出した老舗すし店。海を舞台に「二刀流」の経営でコロナ禍に立ち向かっています。
(スタジオ)
自ら釣った魚をすし職人が調理するという、こんな贅沢なことはなかなかありません。
お客さんの飲食店への向き合い方にも変化が生まれているので、時代のニーズを捉えた積極的な挑戦も必要なのかもしれません。
※MRTテレビ「Check!」12月6日(月)放送分から -
宮崎市で火事 男性1人が意識不明・宮崎県
12/7(火) 09:28
6日夜、宮崎市大塚町で、建物の1階部分を全焼する火事があり、男性1人が意識不明の状態で病院に運ばれ、治療を受けています。
6日午後9時50分ごろ、宮崎市大塚町の日高勝洋さん(57歳)の住宅兼店舗から火が出て、1階の美容室が全焼しました。
火はおよそ30分後に消し止められましたが、日高さんが意識不明の状態で病院に運ばれ、現在も治療が続いています。
警察と消防で出火原因を調べています。 - 12月6日(月)のニュース
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新型コロナ 年末年始を前に 注意点を専門家に聞く・宮崎県
12/6(月) 17:36
新型コロナウイルスについては、まだまだ油断してはならないといった状況は続いています。
こうした中、年末年始を控え、人が移動する時期となり、感染のリスクも高まる中、どんなことに注意すべきなのか、ウイルス学が専門の峰松俊夫医師に聞きました。
今月3日、宮崎県内では44日ぶりに綾町の男性1人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。翌日には、男性と会食した町内に住む別の男性1人の感染が確認されています。
また、群馬県の工場では、従業員42人が新型コロナに感染したことがわかり、クラスタ―が発生しています。
(愛泉会日南病院・ウイルス学が専門 峰松俊夫医師)
「(県内感染者2人の)1人が感染経路不明ということは気にしたい。感染経路不明は、感染者はいても濃厚接触状態はわからないか、あるいは感染者がどこにいたかわからない、潜在的に症状が分からない人がいたかもしれないことを表す。宮崎県内で感染爆発が起こるかもしれないというリスクは考えた方がいい」
そして、南アフリカなど世界的に広がりを見せているのが変異ウイルス「オミクロン株」です。
国内では、これまでアフリカから入国した外交官の男性と、南米ペルーから入国した男性、そして、6日新たにイタリアから入国した男性の3人の感染が確認されています。
(愛泉会日南病院・ウイルス学が専門 峰松俊夫医師)
「(南アフリカの)感染者の多くは若年者。重症化しやすい高齢者の感染があまり多くない。南アフリカは65歳以上の感染者の人口交流は5.5%しかない。日本は27.5%。30%近くあるので、オミクロン株が入った場合に南アフリカと同じような状態で済むのか、今後の検討含めないとわからない」
これから迎える年末年始。人の移動に伴い、感染が拡大するリスクが高まる中、第6波への備えについて次のように指摘します。
(愛泉会日南病院・ウイルス学が専門 峰松俊夫医師)
「年末年始にかけては気温が下がる。人流が増えることも予想される。今後、流行が広がることもなきにしもあらずということ。オミクロン株もあるが、第6波の兆しがある・なしに関わらず、県民の感染対策は今までと変わらない」
いまだ衰えることのない新型コロナ。
ワクチン接種の有無に関わらず、マスク着用や3密を避けるなど、これまで通りの感染対策を続けることが重要と言えそうです。 -
西都児湯医療センター理事長解任問題 執行停止に対し西都市が即時抗告・宮崎県
12/6(月) 17:40
西都児湯医療センターの理事長解任を巡る問題についてです。
宮崎地方裁判所が理事長解任の執行を停止した決定について、西都市側は決定を不服として、6日、即時抗告しました。
この問題は、西都市の橋田和実市長が、西都児湯医療センターの濱砂重仁理事長に対し先月末付けで解任する通知をし、理事長側が解任処分の取り消し訴訟と執行停止の申し立てをしているものです。
申し立てを受けた宮崎地方裁判所は、先月29日に、解任処分の執行停止を決定。
これに対し、市側は決定を不服をとして、6日午後、福岡高裁宮崎支部に即時抗告しました。
即時抗告した理由について、西都市の橋田市長は、「執行停止を決定した理由などに異議があり、市の主張が認められるよう高等裁判所の判断を仰ぎたい」とコメントしています。 -
J3・テゲバジャーロ宮崎 J元年を3位で締めくくる・宮崎県
12/6(月) 18:13
5日、サッカーJ3の最終節が行われました。テゲバジャーロはJ3リーグ初参入の今シーズンを3位で締めくくりました。
今シーズン、明治安田生命J3リーグに初参入したテバジャーロ宮崎。
テゲバジャーロは、先月28日にホームで最終戦を終えていて、16勝5分け7敗の勝点53で暫定1位。
5日、選手たちは、宮崎市の宮崎市民プラザで残りの試合を見守りました。
結果は、暫定2位だった岩手グルージャが引き分け、暫定3位だったロアッソ熊本が勝利。テゲバジャーロ宮崎は3位となりました。
リーグ初参入で初優勝は逃したものの、目標としていた7位を上回る好成績で今シーズンを終えました。
(テゲバジャーロ宮崎 代 健司キャプテン)
「(J3)初年度で3位というのはすごくいい成績だと思うが、現実、優勝に手が届くところにあったので、そこの悔しさのほうが強い。今年一年、充実したシーズンだったと思うし、これから結果をしっかり出して終われるように、来シーズン以降また積み上げていきたい」
(テゲバジャーロ宮崎 内藤就行監督)
「選手たちは十分自分たちの力を出し切ってやってくれた。(目標の)7位よりもはるかに上の3位というところを取ってくれたのですばらしいと思う」
試合のあと、宮崎市役所に駆け付けたサポーターを前にセレモニーが開かれました。
(サポーター)
「すごい。優勝してくれるんじゃないかっていう夢まで見させてくれた。3位という結果でもサポーターみんな喜んでいる。すばらしいチームだと思う」
「(来季は)J3優勝してもらいたい」
サポーターたちも優勝争いを演じた選手たちをねぎらっていました。テゲバジャーロの来シーズンの活躍にも期待しましょう。
11日(土)には、テゲバジャーロの選手たちと触れ合えるファン感謝祭がユニリーバスタジアム新富で行われます。 -
県産ブランドポークを使用 県内初のトンテキ専門店・宮崎県
12/6(月) 17:28
県産の豚肉などを使った県内では初めてとなるトンテキ専門店が今月9日に宮崎市にオープンします。宮崎県産のブランドポークを惜しげもなく使ったトンテキ。どんな味なんでしょうか?
分厚く切った豚肉のソテーに、秘伝のオリジナル濃厚ソース。そしてたっぷりのキャベツをお肉に絡めていただく。食べごたえ抜群のトンテキです。
このトンテキが食べられるのは、アミュプラザみやざきのひむかきらめき市場内に今週木曜日にオープンするこちらのお店。
その名も『トンテキの向こうがわ』。県内では初めてのトンテキ専門店です。
トンテキを通して訪れたお客さんに生産者の思いを伝えたいという願いを込めて名付けられています。
(三浦功将キャスター)
「(食べる)やわらかい!それ以上にふっくらしたこのお肉。かんでるうちにお肉の旨味とか甘みみたいなものが一気に広がってきます」
それもそのはず。使っているお肉は、旨味たっぷりの県産のブランドポークです。
さらに豚肉に切れ目を入れて前日からオイル漬けにしてやわらかくなるよう仕込んでいます。
(三浦功将キャスター)
「タレもすごく濃厚なんですけど、酸味が効いているからさっぱりした味わい。にんにくも効いているな~」
ソースも、県産野菜やマンゴーピューレが入ったこの店ならではの味に仕上げています。
(トンテキの向こうがわ 岩下香奈恵店長)
「県産を使って皆さんに宮崎のブランドポークを召し上がっていただきたい。もちろん料理もそうなんですけど、サービスも全部含めて、また行きたいと思ってもらえる店にしていきたいと思っている」 -
秘境の村・椎葉村で「eスポーツ」実証実験 その目的は・宮崎県
12/6(月) 17:45
今、世界的にも注目を浴びているあの最先端競技の実証実験が椎葉村で行われました。
コンピューターゲームの対戦競技、「eスポーツ」、宮崎県内では初めてとなる椎葉村での実証実験。一体、どんな目的で行われたのでしょうか?
椎葉村で開かれたエレクトロニック・スポーツ「eスポーツ」の実証実験。
これは椎葉村教育委員会が初めて開いたもので、村内の子どもたちなどおよそ20人が参加しました。
実は、椎葉村は、「eスポーツ」を生かした人材育成を行っていて、その目的の1つは秘境の村に「eスポーツ」チームを創り、地域を盛り上げる活動を行うこと。
そして、もう1つは、子どもたち向けのプログラミング学習を通して、論理的思考などを育てることを目的として、取り組みを進めています。
5日のイベントでは、福岡eスポーツ協会の会長がオンラインで講演し、年齢に関係なく楽しめることや、海外の学校では正式科目として授業に取り入れられているるなど、eスポーツの魅力が紹介されました。
(椎葉村教育委員会 時任良弥主事)
「椎葉村では、eスポーツということで、ネットを通じたオンラインでもできる新しい交流の場を作ろうということで、教育委員会の方で実証実験を始めました」
このあと、参加者たちは、さっそくコントローラーを操作してゲームを体験。
(参加した小学生)
「コントローラとか初めて使うので結構難しかったです」
「いろんなゲームがあって楽しいです。高齢者も一緒にゲームできるならみんなでやってみたいです」
教育委員会では、幅広い年代の交流の場を作るほか、子供たちにはプログラミング授業に結び付け、高齢者には生涯学習に役立て、認知症予防にもつなげたいとしています。
(椎葉村教育委員会 時任良弥主事)
「村民の方々にeスポーツはゲームではなく、コミュニケーションの場としても使えるということで認知していただいて、また、高齢者の福祉施設の方でも楽しみの1つになっていただければと考えている」
インターネットの普及により、秘境の村でも積極的に進められているeスポーツ。
今後の展開も注目されます。椎葉村教育委員会では、来年2月までにあと4回実証実験をすることにしています。 -
地球温暖化防止への関心を 宮崎市でパネル展・宮崎県
12/6(月) 11:44
地球温暖化防止への関心を高め、県民に取り組んでもらおうと、宮崎市でパネル展が開かれています。
パネル展は宮崎県が主催したもので、会場のイオンモール宮崎には地球温暖化の影響の説明や省エネの取り組みなどを紹介するパネル18点が展示されています。
このうち、地球温暖化防止のための賢い選択をする「クールチョイス」の取り組みを紹介するパネルでは、移動手段を車から自転車や徒歩にするよう呼びかけています。
(宮崎県環境森林課 中平文季子副主幹)
「身近なところからできる省エネや省資源についてしっていただき、できるところから取り組んでいただければと思っております」
このパネル展は、イオンモール宮崎で6日午後4時までとなっています。 -
日南市で来年の干支「寅」にちなんだ焼酎の出荷がピーク・宮崎県
12/6(月) 11:21
日南市の焼酎の蔵元では、来年のえとの「寅」にちなんだ焼酎の出荷がピークを迎えています。
日南市大堂津の焼酎の蔵元「古澤醸造」では、37年前から干支にちなんだ焼酎を毎年出荷していて、縁起物として人気を集めています。
来年のえと「寅」にちなんで作られた陶器は、力強く勇ましい「トラ」の前に毘沙門天が堂々と座る姿がデザインされています。
焼酎の出荷は、現在、ピークを迎え、従業員たちはかめで仕込んだ芋焼酎を陶器に入れ、ラベルなどを貼ってから箱詰めする作業に追われていました。
(古澤醸造 古澤昌子代表社員)
「とらは勢いがございます。とらにつく神様が毘沙門天様でこちらも開運の神様ですので、来年は良い年になればいいなと思ってます。」
干支にちなんだ焼酎は年内に2000本出荷する予定ということです。 -
恒例の縁起物 三股町の窯元でえとをモチーフにぐい呑みづくり・宮崎県
12/6(月) 11:17
三股町の窯元でも、えとをモチーフにした縁起物で、新型コロナの早期収束の願いを込めたぐい呑みが作られています。
三股町長田にある窯元、紫麓窯(しろくがま)では、毎年この時期にえとをモチーフにしたぐい呑みを作っています。
ぐい呑みは、毎年ユニークな名前を付けるのも特徴で、今回は、新型コロナウイルスの早期収束の願いを込めて、「翔び虎(とびタイガー)」と名付けられました。
高さ5センチほどのぐい呑みは、ひっくり返すと盃として使うことができるデザインになっています。
(三股焼紫麓窯 山下盛親さん)
「『とら』の手も借りたいぐらい忙しい。1年無事であるとか1年の幸せとかを願って楽しんでもらったらいい」
「とら」をかたどったぐい呑みは、黄色と白、それに新燃岳などの火山灰を使った金色の3種類あり、来月までにおよそ300個、制作されます。 -
新型コロナ 5日 県内の新規感染者なし・宮崎県
12/6(月) 11:54
6日、新型コロナウイルスについて、宮崎県は、5日の検査で、新たな感染者は確認されなかったと発表しました。
- 12月5日(日)のニュース
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J3最終節 テゲバジャーロは3位に
12/5(日) 18:04
テゲバジャーロ宮崎が優勝争いに絡んでいるサッカーJ3の最終節が、5日行われ、今シーズンの順位が確定しました。テゲバジャーロは、Jリーグ初参入の今シーズンを3位で締めくくりました。
11月28日の第29節時点で暫定1位のテゲバジャーロ宮崎。すでに全試合を消化しているため、2位と3位になっていたチームの5日の試合で順位が決まります。
試合の行方は、暫定2位だった岩手グルージャが引き分け、暫定3位だったロアッソ熊本が勝利。
その結果、テゲバジャーロの3位が確定しました。
(テゲバジャーロ宮崎・代健司キャプテン)「またみなさんの声援を背中に仲間たちと切磋琢磨しあって高め合い、また優勝争いできるよう頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」
試合終了後、宮崎市ではセレモニーが開かれ、Jリーグ初参入で優勝争いを演じた選手たちをねぎらっていました。 -
花で元気に みやざきフラワーマーケットアベニュー
12/5(日) 18:09
宮崎県宮崎市の高千穂通りでは、5日、切り花や鉢植えなどを販売するフラワーマーケットが開かれ、多くの買い物客でにぎわいました。
色とりどりの花々が並んだみやざきフラワーマーケット。「花」で宮崎を元気にしようと開かれたもので、宮崎市高千穂通りの歩道には、25店舗が出店し、切り花や観葉植物などを販売しました。
天気に恵まれたこともあり通りには、家族連れなど多くの買い物客が訪れ、お気に入りの花を買い求めていました。
(買い物客)「ずっと家にいることが多かったので、気分転換になるのですごくいいと思います」「なかなか普段はこの通りには来ないので、こんなことがないと。お花とかスイーツとか(のイベント)は来たいなと思います」
また、5日は、回遊性を高めるための社会実験も併せて行われ、車道の一部が「自転車通行レーン」に変更されました。
主催した宮崎市などでは、今回の調査結果をもとに、まちのにぎわい創出に生かしたいとしています。 -
金メダリストが指導 ソフトボールクリニック
12/5(日) 18:17
東京オリンピックの金メダリストらによるソフトボール教室が、5日、宮崎県宮崎市で開かれました。
これは、子供たちにトップレベルの指導を受けてもらおうと、宮崎市の飲食店「屋台骨」などが企画したもので、県内のソフトボールチームに所属する小・中学生約70人が参加しました。
指導したのは、東京オリンピックの女子ソフトボール競技で金メダルを獲得した市口侑果選手を含むビックカメラ高崎に所属するメンバー4人。
内野や外野、それにバッテリーに分かれて、足の運び方やボールの投げ方などを丁寧に説明しました。
(参加者)「優しく教えてもらってとても分かりやすいです」「分からないところや知らなかったことがより詳しく聞けたので、それをもっと取り入れていいプレーをしたいなとおもいました」
トップ選手たちの指導に参加した子どもたちは真剣な表情で取り組んでいました。 -
交流促進へ 椎葉村でeスポーツイベント
12/5(日) 18:14
コンピューターゲームの対戦競技、eスポーツのイベントが、5日、宮崎県椎葉村で開かれ、参加者たちが親睦を深めました。
このイベントは、eスポーツを通して交流を深めようと椎葉村の教育委員会などが初めて開いたもので、村民約20人が参加しました。
会場では、年齢に関係なく楽しめることなど、eスポーツの魅力が紹介されたあと、さっそく参加者たちが操作を体験しました。
(参加者)「コントローラとか初めて使うので結構難しかったです」「いろんなゲームがあって楽しいです。高齢者も一緒にゲームできるならみんなでやってみたいです」
椎葉村の教育委員会では、今後も実証実験を行い、eスポーツを交流の機会につなげたいとしています。 -
国際理解を深めよう 県内在住の留学生らが日本語スピーチコンテスト・宮崎県
12/5(日) 11:38
宮崎県内で暮らす留学生らによる日本語のスピーチコンテストが宮崎市で開かれました。
このコンテストは、国際理解を深めようとみやざき国際フェスタの一環として開かれたもので、県内在住の留学生や技能実習生ら8人が参加しました。
参加者たちは、暮らしの中で感じたことや宮崎弁などをテーマに流ちょうな日本語でスピーチしました。
(カンボジア出身の留学生・ニーリザー ソワーン モムさん)
「ホストファーザーが『どうやろ』と言ったとき、私ははっとして、それは悪い言葉ではないかと思った」
宮崎国際フェスタは、5日午後3時まで開かれ、海外の歌や踊りなどが披露されます。 -
新型コロナ 5日 県内の新規感染者は確認されず・宮崎県
12/5(日) 11:42
5日、新型コロナウイルスについて、宮崎県は、4日の検査で、新たな感染者は確認されなかったと発表しました。新規感染者の発表がないのは3日ぶりです。
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【特集】2年ぶりのインカレ 宮崎産業経営大学サッカー部<前篇>・宮崎県
12/5(日) 09:01
全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)が8日に開幕します。
2年ぶりに全国大会への出場を決めた宮崎産業経営大学サッカー部の個性豊かな選手たちを紹介します。【前・後篇の前篇】
◆新型コロナの影響受けながらも
創部34年目を迎える宮崎産業経営大学サッカー部。
県内で唯一、九州大学サッカーリーグの1部に所属している産経大は、2年ぶりに全国大会出場を決めました。
本来、リーグ戦の上位3チームが出場できる全国大会ですが、今年は新型コロナの影響でリーグ戦が中断。特別ルールで、代表チームを決め、全国の切符をつかみ取りました。
(依光 秀キャプテン・4年)
「全国大会もないのかなと思ったが、4年生らが(大会が)あることを想定しながらやれていたので、準備の面がしっかりできていた」
◆守護神 河野大雅選手
そんなチームを後方から支えるのは、ゴールキーパーの河野大雅選手。
中学から大学までケガに悩まされ続けた河野選手でしたが、持ち前の我慢強さでサッカー続けてきました。
(河野大雅選手・4年)
「最後の年でインカレに行きたかったので、そこを目標にしながら、ケガをしてもくじけず頑張ってきた。ようやくつかんだ全国なので、みんなでせっかくの舞台なので楽しんでやりたい」
◆覚悟 岩尾亮志選手
そして、強い覚悟を持って最後の大会に臨むのは、ディフェンダーの岩尾亮志選手。
(岩尾亮志選手・4年)
「夢ですか?プロサッカー選手になることです」
しかし、プロになれなければ、サッカー生活に終止符を打つ決意をしています。
(岩尾亮志選手・4年)
「これでもしかしたらサッカー人生最後になるかもしれないので、精一杯自分の力を出して頑張っていきたいと思っています」【後篇に続く】
※MRTテレビ「Check!」12月3日(金)放送分から【MRTスポーツ】 -
【特集】2年ぶりのインカレ 宮崎産業経営大学サッカー部<後篇>・宮崎県
12/5(日) 09:02
全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)が8日に開幕します。
2年ぶりに全国大会への出場を決めた宮崎産業経営大学サッカー部の個性豊かな選手たちを紹介します。【前・後篇の後篇】
◆J1大分トリニータ内定 宇津元伸弥選手
また、J1の大分トリニータに内定していて、チームの絶対的エース、宇津元伸弥選手も最後の大会を前に気合十分。
(宇津元伸弥選手・4年)
「まずはゴールを取るっていうこと。またプロ内定者として見られるので、プロ内定者らしいプレーを見せたい」
そう話す宇津元選手ですが、実は今年の6月に左ひざ靱帯の手術を経験。これまでにない大きな挫折を味わいました。
(宇津元伸弥選手・4年)
「(今回のケガが)一番人生の中で辛かった時期だったので、自分のいいプレーを見たりとか、尊敬して興梠慎三さんのプレー見たりとか、リハビリ中はサッカーの動画ばかり見ていた」
そんな時、大きな支えになったのは仲間たちでした。
(宇津元伸弥選手・4年)
「自分のなかでは焦りがすごかったが、監督含め選手のみんなが焦らずしっかり治せということでしっかり治すことができた」
◆鵬翔高校時代から7年間の切磋琢磨
そんな宇津元選手とキャプテンの依光選手は鵬翔高校時代からのチームメイト。7年間、切磋琢磨してきました。
(依光 秀キャプテン・4年)
「プロに行ってしまうので悲しい(笑)」
(宇津元伸弥選手・4年)
「一緒にいすぎてもういいかなって(笑)」
(依光 秀キャプテン・4年)
「(宇津元選手は)高校は、悩みながらプレーっていうか、なんかそんな感じなんですけど、大学では何か生き生きして、周りも生かしながらプレーしてくれるんで、本当にみんな鼓舞されるっていうか、そういった面で本当に助かっていますね」
4年生にとっては最後の大会。仲間とともに大舞台で最高のプレーを誓います。
宮崎産業経営大学は、8日に埼玉県で高知大学と初戦を迎えることになっています。
※MRTテレビ「Check!」12月3日(金)放送分から【MRTスポーツ】 - 12月4日(土)のニュース
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新型コロナ 宮崎県内で新たに1人感染・宮崎県
12/4(土) 19:11
新型コロナウイルスです。宮崎県は、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。感染者の発表は2日連続です。
感染が確認されたのは綾町の50代男性、1人です。県によりますと、この男性は、3日に感染が発表された町内の30代男性の知人で、会食する場面などがあったということです。また検査の結果、デルタ株疑いと判明しています。県内で感染が確認されたのは、延べ6139人となりました。 -
新田原基地 戦闘機などの見学イベント・宮崎県
12/4(土) 19:06
航空自衛隊への関心を高めてもらおうと、新富町の新田原基地で戦闘機の見学やアクロバット飛行を披露するイベントがありました。
このイベントは新型コロナの影響で毎年恒例の「航空祭」が中止となったかわりに、自衛隊に興味がある人など入場者を限定して実施されたものです。4日は、新田原基地内に戦闘機や輸送機が展示され、来場者がふだん見ることができない操縦席などを見学。また、都城市出身の永岡皇太1尉らが搭乗するブルーインパルスがアクロバット飛行を披露しました。
(来場者)「かっこいいと思った。見れてよかった」 「ブルーインパルスの色と大空の青と轟音とすごく胸躍るような感動を覚えた」 「将来の夢は自衛隊のパイロット」
来場者は、間近に見る戦闘機や上空で繰り広げられる華麗なショーを写真に収めるなどして楽しんでいました。 -
宮崎空港 県外客を「フラ」で歓迎・宮崎県
12/4(土) 19:03
宮崎空港では、県外からの観光客らを「フラ」で出迎えるイベントがありました。 これは、宮崎市で開催されている「フラフェス」の一環で行われたもので、4日は、空港内に設置されたステージで県内の18のチームがフラを披露。優美な踊りで県外からの観光客らを出迎えるとともに、南国宮崎の魅力を発信しました。
(フラを披露した杉野心温さん)「緊張しました。(フラを)楽しいなと思ってほしい」 (フラを見た人)「すごく楽しかった。やっぱりすごく宮崎にあってますよね。すごくきれいだなと思ってみていました」
見学する人の中には踊りに合わせて体を動かす人もいて、南国気分を楽しんでいました。 -
全国高校ラグビー 高鍋の初戦は福島代表の磐城・宮崎県
12/4(土) 18:58
全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽せん会が大阪で行われ、県代表の高鍋高校は、初戦で福島代表の磐城と対戦することが決まりました。
全国から51校が出場する第101回全国高校ラグビー大会。大阪で行われた4日の組み合わせ抽せん会は、新型コロナ対策のため大会役員による代理抽せんで組み合わせを決めました。その結果、宮崎県代表の高鍋は、大会2日目の今月28日、福島県代表の磐城高校と対戦することが決まりました。全国高校ラグビー大会は今月27日に開幕します。 -
【速報】新型コロナ 4日 県内の新規感染者は綾町で1人(確定値)・宮崎県
12/4(土) 15:02
新型コロナ 4日 宮崎県は、新たに綾町で1人の感染を確認したと発表しました。
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約3万本が出品 正月飾り用の松をセリにかける「松市」・宮崎県
12/4(土) 11:43
正月飾り用の松をセリにかける「松市」が宮崎市で開かれました。
正月前に年に1回開かれる「松市」。
宮崎市公設地方卸売市場には、茨城県産や愛媛県産を中心に、正月飾りに使われる「若松」などおよそ10種、3万本の松が出品されました。
セリにはおよそ60人の卸売業者らが参加し、葉の色や枝の太さを品定めしながら競り落としていました。
(宮崎市公設地方卸売市場 宮崎中央花き 小倉圭介社長)
「皆様、非常に大変な年だったと思うんですけれども、こういったときこそ、日本古来のお正月飾りである松を、ぜひ、ご自宅の方に飾っていただければ嬉しいです。」
4日、競り落とされた「松」は、県内各地の生花店などで販売されるほか、ホテルや飲食店の正月飾りとして使われます。 -
第2次世界大戦中「命のビザ」発給 外交官・根井三郎の資料展・宮崎県
12/4(土) 11:46
第2次世界大戦中、命のビザを発給して多くのユダヤ人を救った宮崎市佐土原町出身の外交官、根井三郎の資料展が延岡市で始まりました。
根井三郎は、宮崎市佐土原町出身の外交官で、第2次世界大戦中、ナチスの迫害を受けたユダヤ人難民たちに、外務省の命令に背いてビザや渡航証明書を発給し、多くの命を救いました。
延岡市のカルチャープラザのべおかで開かれている資料展では、年表や写真で根井氏の功績を紹介。
また、去年4月にアメリカで発見された、根井氏がユダヤ人に単独で発給した「ビザ」の資料も展示されています。
「根井三郎資料展」は、5日まで開かれます。 -
【特集】全校生徒27人の中学校 剣道部、県大会制覇の理由・宮崎県
12/4(土) 11:10
秋の宮崎県中学校体育大会の男子団体を制した西米良中学校剣道部。
全校生徒27人という小規模な中学校が、なぜ強いのか、取材してきました。
◆全校生徒27人中13人が剣道部
気合のこもった稽古に励む、西米良中学校剣道部。
全校生徒わずか27人の中学校ですが、そのうち、ほぼ半分の13人が剣道部に所属しています。
先月行われた秋の中体連、男子団体決勝。
西米良中は、大将戦までもつれた激戦を制し、3年ぶり、2回目の優勝を果しました。
優勝を決めた最後の1本を取った、大将の中武瀬成(せな)選手は・・・
(西米良中2年 中武瀬成主将)
「みんなで協力して勝ち上がって優勝できたのでとてもうれしかった。試合が始まる前とかにお互いで声を掛け合ってチームワークを高めあったことが良かった」
◆メンバーのほとんどが幼馴染
チームワークの良さが強さの理由の一つ。メンバーのほとんどが幼馴染で、小さいころから一緒に稽古に励んできました。
(西米良中2年 浜砂友輝博(ゆきひろ)選手)
「みんな仲がいいので、練習のきつい時でも声を掛け合ったりするのが一番楽しいし、友情が深まっている」
◆親が子供に教えるのが伝統
ただ、厳しい稽古に一緒に汗を流しているのは、選手だけではありません。
選手と打ち合いをしているのは、なんとお父さんたち。ほぼ毎日、5、6人のお父さんが練習に参加し、教えています。
実は、西米良村では、剣道が、村を代表する競技「村技」と言われるほど盛ん。50年以上の歴史を誇る大々的な大会も毎年開かれています。
そんな西米良村では、親が子供に剣道を教えるのが昔からの伝統です。
(父・中武敬一朗さん)
「小学生のころからずっと一緒にやっているので、一緒に剣道をすることで成長を感じて、いつもうれしく思っている」
(息子・橙哉(とうや)選手)
「(お父さんに)負けないように頑張っている。気持ちで負けずに勝つ剣道を見せたい」
脈々と受け継がれる西米良の伝統が、西米良中の強さにつながっているんです。
(外部指導者 坂本靖弘さん)
「一緒に子供たちと稽古をして、どれくらい強くなったのかとか、そういうのを感じてもらって、帰ってから話をしたりなど、親が一緒になって子供と汗を流して、目標に向かって頑張る」
◆村の悲願全国大会へ
地域にも支えられ、成長してきた西米良中剣道部。
次は、長年遠ざかっている村の悲願、全国大会への出場を目指します。
(西米良中2年 中武瀬成主将)
「今よりももっとチームワークを高めて、夏の大会で優勝して全国大会に行けるように頑張ります」
※MRTニュース「Check!」12月2日(木)放送分から【MRTスポーツ】 -
【速報】新型コロナ 4日 県内の新たな感染者は5人未満の見込み・宮崎県
12/4(土) 11:05
新型コロナ 4日 宮崎県は、県内の新たな感染者は5人未満の見込みと発表しました。詳細は午後に発表されます。
- 12月3日(金)のニュース
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新型コロナ 3日 44日ぶりの感染確認 県独自の警報レベル「0」→「1」に・宮崎県
12/3(金) 17:06
新型コロナウイルスについて、宮崎県は、3日、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。
県内で新規感染者が発表されたのは、10月20日以来44日ぶりです。
県によりますと、新たに感染が確認されたのは、綾町の30代の男性1人です。
この男性は、発熱などの症状で医療機関を受診し、感染が判明したもので、デルタ株の疑いが確認されているということです。
この男性は、今のところ、県外や海外への訪問歴は確認されておらず、現在、感染経路を調べているということです。
県では、男性の濃厚接触者など10人以上の検査を進めています。
感染確認を受け、県は、宮崎・東諸県圏域を緑色の「感染未確認圏域」から黄色の「感染確認圏域」に変更。
県内独自の警報についても「ゼロ」の「持続的な警戒」から、「1」の「警報」へと一段階引き上げました。
44日ぶりに県内で新規感染者が発表されたことを受け、河野知事は、「大切な事は感染を広げないこと。感染リスクがゼロになったわけではないという緊張感を持続してほしい」と、県民に対し改めて感染防止の徹底を呼びかけました。
県内で感染が確認されたのは、延べ6138人となりました。 -
高齢者の交通死亡事故相次ぐ 県全域に「高齢者死亡事故多発警報」が発令・宮崎県
12/3(金) 17:12
宮崎県内で、高齢者の交通死亡事故が相次いでいることを受け、県は県内全域に「高齢者死亡事故多発警報」を発令しました。
県内では、先月16日から2日までの17日間に、高齢者が巻き込まれる交通死亡事故が5件発生していて、うち5人が死亡しています。
これを受け、県交通安全対策推進本部長を務める河野知事が3日、県全域を対象に高齢者死亡事故多発警報を発令しました。
死亡事故多発警報が発令されたのは今年に入って初めてです。
発令期間は3日から今月9日までの1週間です。
県は、運転者に対し、「人が横断するかもしれない」という意識をもった運転を、また歩行者には、反射材の着用や道路横断中は手をあげるなど、横断の意思表示をすることを呼びかけています。 -
宮交グループ上半期決算 前年比増収も2期連続赤字・宮崎県
12/3(金) 17:48
宮交グループの今年上半期の決算が発表されました。今年上半期は、去年に比べ、増収となりましたが、2期連続の赤字となりました。
宮交グループの今年上半期の連結決算は、営業収入が49億4300万円と前の年の同じ時期と比べ、7億6300万円増加しました。
また、営業損益は9億700万円の赤字、経常損益も4億2400万円の赤字となりましたが、経常損益は前の年と比べ、赤字幅が8億5900万円縮小されました。
(宮交ホールディングス 渡邊俊隆社長)
「今後もコロナがどうなるかわからないという状況なので、なかなか増益になったからというような感じで安心している状況ではまったくない」
宮交グループでは、通期の経常損益を6億7300万円の赤字と見込んでいて、引き続き、すべての事業で収益性の見直しを進めていきたいとしています。 -
農水省・下野大臣政務官が綾町を訪問 有機農業への先進的取り組みを視察・宮崎県
12/3(金) 17:42
有機農業に先進的に取り組む綾町を視察です。
農林水産省の下野六太大臣政務官が綾町を訪れ、有機農業栽培の畑の視察や農家と意見交換をしました。
農林水産省では、2050年までに有機農業の作付面積の割合を全ての耕地面積の25%まで拡大する目標を掲げていて、3日は、下野六太農林水産大臣政務官が先進的な有機農業の取り組みを視察しようと、綾町を訪れました。
下野政務官は、町内で有機農業に取り組んでいる農園で有機農業の栽培方法について説明を受け、収穫前のレタスを試食。
また、有機農業の新規就農者を増やすための支援の在り方について農家たちと意見を交わしました。
(農林水産省 下野六太大臣政務官)
「有機農業に取り組むという自治体をいかに多く作るかというのが、大きなポイントになってくると思うので、綾町がこれまで培ってきたノウハウをいろんな自治体に紹介できるような形で、取り組みを進めていくことができればと思っている」
綾町によりますと、町内では現在、およそ200人の農家が有機農業に取り組んでいるということです。 -
雇用創出・人材確保など課題解決を 都農町商工会とIT企業などが協定・宮崎県
12/3(金) 17:38
九州では初めてとなる取り組みです。
都農町商工会とIT企業など4者が「雇用の創出と人材確保」の課題を解決しようと協定を結びました。
3日は、都農町商工会と都農町、それにIT企業と総合人材サービス企業による締結式が行われ、4者が協定書を取り交わしました。
協定では、都農町内での「雇用の創出と人材確保」の課題を解決しようと、無料の職業紹介所の開設や、ウェブを利用した人材募集、求職者の教育などを行うことになっています。
商工会と総合人材サービス企業が業務の連携を行うのは、九州で初めてとなります。
(都農町商工会 河野寛利会長)
「スキルの高い人材を確保する力を私たち商工会にいただいて、会員の皆さんの利便性を高めていくというのが今回の目的」
都農町商工会によりますと、今後、4者間で協議を進め、来年3月には業務を開始する予定です。 -
VRやロボットはじめ優れた工業製品を紹介 みやざきテクノフェア・宮崎県
12/3(金) 17:19
県内外の優れた工業製品などを紹介する「みやざきテクノフェア」が宮崎市で開かれています。
宮崎市の県体育館で3日と4日開催される「みやざきテクノフェア」。県内外の企業や団体、大学などがおよそ80のブースを展開しています。
(三浦功将キャスター)
「さっきからこちらの画面どんどん切り替わっていますよね。カーソルも自動で動いているように見えるんですけどこれどういうシステムなんですか?」
(出展者)
「こちらRPAと言いまして、人間がこなしている業務を自動でしてくれるシステムとなっています」
このソフトで、人が1時間かけて行う作業もおよそ10分で終了。県も去年からこのシステムを導入しているということです。
そのほかサイバー犯罪防止の意識を高めたり、VRを体験できたりと最新技術が盛りだくさんです。
また今年は、去年開催できなかった「県工業教育フェア」も同時開催されていて、工業系の高校の生徒らの学習の成果も発表しています。
(来場者)
「いつも触れないような経験とか企業の発表があって勉強になる」
「どの企業も面白いこととか興味があることをいっぱいやっていたので、すごいと思った」
(宮崎県工業会 山本卓也専務理事)
「目で見たり、動かしたり、体感型の展示をさせていただいています。今はやりのヴァーチャルリアリティですとか、ロボットもいますし、小学生も来ていただくと非常に楽しめるんじゃないかと思う」
みやざきテクノフェアは、宮崎市の県体育館で4日も開かれています。 -
日南市の師走の風物詩 黒砂糖作り「さとねり」を幼稚園児が体験・宮崎県
12/3(金) 17:33
子どもたちが収穫しているのはサトウキビです。日南市の認定こども園では、毎年、サトウキビを育てています。
このサトウキビを使って日南市の師走の風物詩となっている伝統の黒砂糖づくり「さとねり」を子どもたちが体験しました。
日南市風田地区に江戸時代から伝わる伝統の黒砂糖づくり「さとねり」。
3日は、地元の「四季の森こども園」の園児15人がさとねり小屋を訪れ、収穫したサトウキビの茎から黒砂糖の原料となる糖液をしぼる作業に挑戦しました。
(園児)
「サトウキビの汁を絞る機械がすごかった」
「すごいお仕事だと思った」
「さとねり」は、あすまで夜を徹して行われるということで、完成した黒砂糖は、地元で正月料理などに使われるということです。 -
日本最南端「五ヶ瀬ハイランドスキー場」 今季オープンを前に雪づくり・宮崎県
12/3(金) 17:16
日本最南端のスキー場で今年も準備が進んでいます。五ヶ瀬町の五ヶ瀬ハイランドスキー場では、今月24日のオープンに向け、雪づくりが行われています。
(永友裕一朗記者)
「こちら人工の雪がまかれています。スキー場ではゲレンデを作るための雪山がいくつもできあがっています」
標高およそ1600メートルの五ケ瀬ハイランドスキー場では、人工的に雪をつくる機械を稼働させ、24時間態勢で雪づくりを進めています。
ゲレンデには、高さ3メートルから5メートルほどの雪山が作られ、その様子は南国・宮崎ではちょっと珍しい光景です。
スキー場の3日朝の最低気温は、マイナス2.2度。
先月中旬から冷え込みが本格化していて、時折降る天然の雪と人工雪がミックスされたゲレンデに仕上がります。
(五ヶ瀬ハイランド営業課 長田慎司係長)
「順調に雪づくりの方、できている。まだまだ新型コロナは心配ですが、屋外でのスポーツなので精一杯楽しんでいただきたい」
五ヶ瀬ハイランドスキー場は今月24日から営業をスタートする予定で、今シーズンは、3万人の来場を見込んでいます。 -
ハンドボール女子日本代表 原 希美選手が宮崎市の小学校で講演・宮崎県
12/3(金) 17:26
延岡市出身でハンドボール・女子日本代表キャプテンの原 希美選手が宮崎市の小学校で講演しました。
ハンドボール女子日本代表のキャプテンで東京オリンピックでも活躍した延岡市出身の原 希美選手。
3日は赤江小学校の5、6年生を前に、原選手の延岡東小学校時代の恩師でもある和田保典校長と『夢、実現ー』をテーマに対談形式で講演。
東京オリンピックの経験や、壁にぶつかったときの乗り越え方など、児童から事前に寄せられた質問に答えました。
(原 希美選手)
「やっと、この舞台に立てたとうれしい気持ちだった。五輪の舞台に立つまでに辛いこと、苦しいこと沢山あったが、それが全て報われた」
講演会の最後には、原選手から生徒たちにメッセージが贈られました。
(原 希美選手)
「実は、私は、きょう、この講演会が人生で初めての講演会でした。みなさんもトライすることに、失敗を恐れること、ミスを恐れずに何事もチャレンジしてほしい」
(児童)
「原選手はすごく努力をしていてすごいと思った」
「練習を前向きに取り組もうとか、頑張って一生懸命やろうと思った」
オリンピアンの言葉に触れた子どもたちとっては、貴重な思い出の一日となりました。【MRTスポーツ】 -
新型コロナ第6波に備えて 県内の検査体制強化へ・宮崎県
12/3(金) 16:45
新型コロナウイルスの第6波に備えるため、宮崎県は、感染が拡大した場合、無症状の人でも無料でPCR検査を受けられるようにするなど、検査体制を強化することになりました。
これは、3日に開かれた県議会の議会運営委員会などで、県が明らかにしたものです。
それによりますと、県は新型コロナの検査促進事業として、国のワクチン・検査パッケージの体制を構築するため、健康上の理由でワクチンを打てない人が無料でPCR検査が受けられる制度を設けます。
また、感染拡大時には、知事の要請により、無症状の人でも無料でPCR検査を受けられるようにするということです。
県は、こうした検査の拠点を、今年度内に各市町村に少なくとも1か所は設置することを目指すとしています。 -
お歳暮やおせち料理に 三股町でヤマメの甘露煮・昆布巻き作りがピーク・宮崎県
12/3(金) 16:49
三股町では、おせち料理などに使われるヤマメの甘露煮と昆布巻き作りがピークを迎えています。
三股町の「しゃくなげの森」では、毎年この時期、お歳暮やおせち料理などに使われるヤマメの甘露煮と昆布巻きを作っています。
甘露煮は、体長30センチ以上に育てた尺ヤマメを骨が柔らかくなるまで3日間煮込んだもので、昆布巻きは、その甘露煮に昆布を丁寧に巻き付けます。
甘露煮などは、県内外のホテルや料亭などに出荷されるほか、インターネットでの注文も多いということです。
(しゃくなげの森 池辺美紀社長)
「正月の味として定着しているので、これを食べて、笑顔になってもらたいなと、そんな思いで仕事をしている」
ヤマメの甘露煮と昆布巻き作りは、今月いっぱい続きます。 -
人気漫画家 大暮維人さん(日向市出身)の展示会が4日から開催・宮崎県
12/3(金) 16:41
日向市出身の漫画家 大暮維人(おおぐれ いと)さんの展示会が、宮崎市で4日から始まるのを前に、内覧会が開かれました。
日向市出身の漫画家 大暮維人さんは、1995年に作家デビュー。高い画力が人気で、一部の作品はアニメ化もされています。
今回の展覧会では、大暮さんの作品『天上天下』や現在も連載中の『化物語』など、4つの作品の原稿や制作資料が展示されています。
今回のイベント開催にあたって、大暮さんは「会場に来て下さった方の心に、何か一つでもポジティブな力をお届けできれば」とコメントしています。
「大暮維人展」は、みやざきアートセンターで4日から来年1月10日まで開かれ、4日は本人が出席するトークイベントも予定されています。 -
新型コロナ 3日 県内で1人の新規感染を確認 デルタ株疑い・宮崎県
12/3(金) 15:23
宮崎県は、3日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1人確認されたと発表されました。
県内で新規感染者が発表されたのは44日ぶりです。
県によりますと、新たに感染が確認されたのは、綾町の30代の男性1人です。
この男性は、発熱などの症状で医療機関を受診し、感染が判明したもので、デルタ株の疑いが確認されているということです。
この男性は、今のところ、県外や海外への訪問歴は確認されておらず、県で感染経路を調べています。
県内で感染が確認されたのは、延べ6138人となりました。 -
【速報】新型コロナ 3日 県内の新規感染者は綾町で1人(確定値)・宮崎県
12/3(金) 15:12
新型コロナ 3日 宮崎県は、新たに綾町で1人の感染を確認したと発表しました。
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年末年始の贈答用に人気 ハウスもの「不知火」の初セリ・宮崎県
12/3(金) 11:46
年末年始の贈答用として人気の高い柑橘「不知火」の「ハウスもの」の販売が3日解禁となり、3日朝、初セリがありました。
糖度が高く、優しい酸味が特徴の「不知火」。
3日は、宮崎市中央卸売市場で初セリがあり、日南市などで生産された「ハウスもの」の「不知火」が次々と競り落とされました。
今年の不知火は、天候にも恵まれ、甘さと酸味のバランスが良いということで、初セリでは、1箱7玉入りで8000円の最高値がつきました。
(JAはまゆう果樹部会不知火研究会 倉永忠典会長)
「1個でも手に取っていただいて、こたつの中でもテレビ見ながらでも、ご自宅で味を楽しんでいただければというように思います」
ハウスものの不知火の出荷は、来年3月末まで続き、JAはまゆうでは、今シーズン、47トンの出荷を見込んでいます。 -
日向市で高齢女性が死亡する事故 フォークリフトを無免許運転の男を逮捕・宮崎県
12/3(金) 11:18
2日午後、日向市で高齢の女性がフォークリフトにひかれ死亡しました。警察は、フォークリフトを運転していた男を無免許過失運転致死の疑いで逮捕しました。
2日午後3時ごろ、日向市細島の県道を歩いていた近くに住む黒木ヨシ子さん(87歳)が、運搬作業をしていたフォークリフトにひかれ死亡しました。
フォークリフトは、荷物の運搬作業でバックしていたところ、黒木さんをはねたということです。
警察は、フォークリフトを運転していた木材会社の社員、赤木唯郎容疑者(40歳)が、運転に必要な大型特殊免許を持っていなかったことなどから、無免許過失運転致死の疑いで逮捕しました。
警察は、日常的に公道でフォークリフトを運転していたのか、引き続き調べています。 -
保育園児の娘に暴行 延岡市の37歳の母親を暴行の疑いで逮捕・宮崎県
12/3(金) 11:43
2日延岡市で、保育園児の娘に対し暴行を加えたとして37歳の母親が暴行の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、延岡市桜ケ丘の無職、尾崎香奈容疑者(37歳)です。
警察の調べによりますと尾崎容疑者は、2日午前9時半ごろ、延岡市にある娘が通う保育園内で、娘に対し、複数回、蹴ったり、髪を引っ張ったりする暴行を加えた疑いが持たれています。
父親が警察に「妻が娘に暴力をふるった」と通報し発覚したもので、調べに対し、尾崎容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
娘に、目立ったけがはないということです。
警察は、娘に対する日常的な虐待がなかったか調べを進めています。 -
【特集】「生きがい」と「人手確保」 農業と福祉を結ぶ「農福連携」の可能性<前篇>・宮崎県
12/3(金) 11:57
障害者への関心と理解を深める障害者週間が3日からスタートします。
そこで、今回は、「農福連携」に注目します。障害者の生きがいづくりなどを目的に、農業と福祉を結び付ける取り組みが、宮崎県内でも広がり始めています。【前・後篇の前篇】
◆イチゴ農園のケース
宮崎市にあるイチゴ農園。
(ひなたいちご園 長友一平社長)
「このつるみたいなランナーはいらないので、余分な栄養を必要としないためにとります」
作業の説明をしているのは、農園の社長を務める男性。
こちらでは、去年からイチゴの収穫期に、宮崎市内の福祉サービス支援事業所を通して、障害者に働いてもらっています。
(ひなたいちご園 長友一平社長)
「少しでも何か地域貢献ができないかなということで、福祉の方と連携する『農福連携』ということを取り組みたいと思って、お声かけさせてもらいました」
農業と福祉を結ぶ農福連携。この農園では、数人の障害者らに不要なイチゴの茎を取り除く作業を任せています。
この日、作業をしていた山元健吾さんもその一人。イチゴ農園での仕事は初めてですが、農業の仕事は自分に合っていると感じています。
(イチゴ園で作業する 山元健吾さん)
「やっていけそうですね。体を動かして仕事するのが自分は好きなので」
◆お互いにメリット
また、日頃、障害者たちを支援している事業所でも、農業の仕事をすることでいい変化があったといいます。
(サクラプリンテック宮崎 井上貴文施設長)
「利用者さんが、社会の中で仕事ができた、活躍できたということで自信につながり、前向きに仕事をしたいという方が増えてきたことは非常に効果があったという風に感じている」
さらに、福祉との連携は、慢性的な人出不足に悩む農業の現場にとっても、大きなメリットになっています。
(ひなたいちご園 長友一平社長)
「もう慣れてきたら健常者とほとんど変わらないスピードでもやってもらえますし、精度も同じくらいです。何よりもいいのはユニット(グループ)としてお借りできるので人員が確実に確保できる」【後篇に続く】
※MRTテレビ「Check!」12月2日(木)放送分から -
【特集】「生きがい」と「人手確保」 農業と福祉を結ぶ「農福連携」の可能性<後篇>・宮崎県
12/3(金) 12:00
障害者への関心と理解を深める障害者週間が3日からスタートします。
そこで、今回は、「農福連携」に注目します。
障害者の生きがいづくりなどを目的に、農業と福祉を結び付ける取り組みが、宮崎県内でも広がり始めています。【前・後篇の後篇】
◆行政の取り組みは
障害者と農業、双方にとって、メリットのある農福連携。国もその推進に乗り出していて、宮崎県は、おととし、農福連携推進センターを設置しました。
(宮崎県農福連携コーディネーター 興梠 理さん)
「お疲れ様です、お元気でした」
この日、宮崎市田野町の農場を訪れたのは、県農福連携推進センターのコーディネーターを務める興梠 理さん。
杉の苗づくりなどを手掛けるこの農業法人でも、農福連携を取り入れていて、興梠さんが、障害者施設とのマッチングに携わりました。
推進センターで手掛けた農福連携は、昨年度は、11農家・22事業所と、前の年度に比べ大幅に増加しました。
(宮崎農福連携コーディネーター 興梠 理さん)
「最近、かなり農副連携に関心のある農家さん、個人農家さん、生産法人さんと多くなってきまして、相談に乗ってくれないかっていうことで、お声かけをいただくことが増えてます」
◆今後の課題は
さらに広がることが期待される農福連携。興梠さんが考える今後の課題とは。
(宮崎農福連携コーディネーター 興梠 理さん)
「農産地に福祉の事業所がほとんどない。仕事はたくさんあるんですけど、『仕事を出したいけど来てくれる事業所がない』っていうようなところが課題かなとは思います。事業者自体が産地に近づいていけることが1つテーマとしてあるのかなと思います」
障害のある人たちが生きがいを持って働ける共生社会の実現。農福連携が、一つのカギとなりそうです。
(イチゴ園で作業する 山元健吾さん)
「こういうところから練習して、一般のところにちゃんと働いていけるよう。なれるといいな」
農福連携は、まさにSDGsな取り組みです。
障害のある人が働きやすい環境というのは、障害のない人にとってもより働きやすいということにつながりますから、連携がさらに広がることを期待したいと思います。
※MRTテレビ「Check!」12月2日(木)放送分から -
【速報】新型コロナ 3日 県内で44日ぶりに新規感染者を確認・宮崎県
12/3(金) 11:07
3日、宮崎県は、新型コロナウイルスの新規感染者は5人未満の見込みと発表しました。県内で新たな感染者が確認されるのは44日ぶりです。詳細は午後に発表されます。
- 12月2日(木)のニュース
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この冬一番の寒さ!宮崎市で初霜・初氷 3日朝も平年より寒い見込み・宮崎県
12/2(木) 17:24
宮崎県内はほとんどの観測地点で、この冬一番の冷え込みとなり、宮崎市では初霜が観測されました。
上空に流れ込んだ寒気や、放射冷却の影響により、厳しい寒さとなった宮崎県内。
都城市では、今シーズン初めて、最低気温が零度を下回りました。
(登校中の小学生)
「寒いなーって思って、みんなででも登校しないといけないなと思って、朝頑張って起きました」
「土に霜が降りているのが見えたので、やっぱり冬が来たんだなって思いました。」
各地の最低気温は、五ヶ瀬町鞍岡でマイナス3.9度、美郷町神門でマイナス3.5度となるなど、17の観測地点のうち14か所で、この冬一番の冷え込みとなりました。
そして、最低気温が1.4度だった宮崎市の田んぼでは、地面にうっすらと霜が。
気象台は、2日朝、宮崎市で初霜と初氷を観測したと発表しました。初霜は、平年と同じで、去年より14日早い観測、初氷は平年より4日、去年より14日早い観測となっています。
3日朝の県内は、2日より冷え込みが若干緩むものの、平年よりも寒くなる見込みです。 -
新富町と都城市で火災が相次ぐ あわせて3人の遺体が見つかる・宮崎県
12/2(木) 18:12
1日夜、新富町と都城市高崎町の住宅などで火事が相次ぎ、合わせて3人が死亡しました。
(渕 雅顕記者)
「こちら、新富町の火災現場です。現在も警察と消防による実況見分が続いています」
1日午後10時半ごろ、新富町新田で付近の住民から「竹やぶから火が出ている」と消防に通報がありました。
この火事で、竹やぶに囲まれた木造平屋建ての住宅兼倉庫を全焼し、焼け跡から、2人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、この家に住む中山邦男さん(89歳)と妻の光さん(84歳)の2人と連絡が取れていないということです。
(東児湯消防組合 新富分遣所 山口真悟副所長)
「先着してきたときには、建物全体に炎が回っているという状況でした」
(近隣住民)
「外に出たら火がすごくて、おじいちゃんとおばあちゃん、それが心配で大丈夫やろうかと思って怖かった」
警察では、遺体は2人の可能性もあるとみて、身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べています。
一方、1日午後7時半ごろ、都城市高崎町笛水では、柳田重紀さん(79歳)の木造平屋建て住宅1棟と倉庫を全焼する火事がありました。
警察によりますと、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかったということです。
警察によりますと、柳田さんは1人暮らしで、現在、柳田さんと連絡が取れていないということです。
警察と消防は、遺体の身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べています。 -
日南市の火災 自宅に放火疑いで89歳の会社役員の男を逮捕・宮崎県
12/2(木) 17:32
2日朝早く、日南市で住宅などを焼く火事がありました。
警察は、その後、自宅に火をつけ、全焼させたとして、80代の会社役員の男を放火の疑いで逮捕しました。
捕まったのは、日南市板敷の会社役員 山下被七(けさしち)容疑者(89歳)です。
警察の調べによりますと、山下容疑者は、2日午前5時半過ぎ、会社の事務所や自宅などを兼ねた建物の2階部分に火をつけ、全焼させた疑いが持たれています。
山下容疑者は「自宅に火をつけた」と容疑を認めていて、警察で詳しい動機などを調べています。 -
世界的な半導体不足 県内でも日常生活に影響・宮崎県
12/2(木) 18:04
コロナ禍での生産の落ち込みによる世界的な半導体不足の影響についてです。
半導体不足は、私たちの生活にも影響を及ぼしていて、宮崎県内でも、日常に欠かせない必需品の品薄などが続いています。
(三浦功将キャスター)
「世界的な半導体不足、新車販売にも大きな影響が出ているんです」
県内に13店を展開する自動車ディーラー「ネッツトヨタ宮崎」。
(ネッツトヨタ宮崎 瀬戸口清純代表取締役専務)
「こちらがウチの新型のSUVなんですけど、ナビゲーションが半導体の集合体なので納期に時間がかかっていました」
トヨタは、コロナ禍の半導体不足などにより車の生産に遅れが発生。こちらの店でも半導体をはじめとする部品不足によって、通常より納車に時間がかかる状況が続いています。
(ネッツトヨタ宮崎 瀬戸口清純代表取締役専務)
「海外から半導体、もしくはワイヤーハーネス等の部品が一時止まったものですから、それに伴って工場の停止が始まりまして、その時点では、お客様には1年くらいお待たせする状況が発生しておりました」
新車の生産は、ようやく先月から徐々に回復しているということですが、それでも、通常なら3か月程度の納車までの期間が半年ほどかかる状況に・・・
人気車は、納車まで7、8カ月待つこともあるそうです。
そして半導体不足の影響は、こんなところにも。
(三浦功将キャスター)
「けさも冷えました。こう寒くなってきますと、これから活躍するのが給湯器なんですが、これらも不足した状態が続いているんだそうです」
住宅設備などを手掛ける宮崎市の会社。
半導体不足の影響で、品薄となっているこちらの給湯器。現在も、一部を除いて、納期まで1カ月から2か月待ちの状態です。
(フクマ ツ福松修一郎社長)
「給湯器不足の体験はないですね、今回が初体験です。朝晩寒くなると、給湯器の使用頻度が増えてきますので、故障を起こす頻度が高くなる、そういった心配がある」
現在は給湯器の入荷待ちが6件。
故障などにより、急ぐ必要のある客には、仮の給湯器を貸し出すなどして、対応していると言います。
さらに、シャワー式トイレも不足。便器やタンクが届いても、シャワーの機械がないため納期まで2~3か月かかります。
(フクマツ 福松修一郎社長)
「メーカーとしてもこの先の見通しがつかないという返答ですので、あくまで希望として、春までには何とか正常化してほしいところはあります」
日常生活にも影響が広がる半導体不足はいつまで続くのか・・・。少しでも早い安定供給が待たれます。 -
JR日南線の復旧を前に 南郷駅で地域住民たちが清掃活動・宮崎県
12/2(木) 17:58
JR日南線を地元住民が応援です。
今月11日に全線で運転が再開される日南線の南郷駅で、地元住民たちが清掃活動を行いました。
この清掃活動は、JR日南線の運行支援につなげようと、南郷駅近くの自治会や日南市の職員などあわせて30人が参加して行われました。
参加者たちは、駅のホームを中心に生い茂った雑草を、鎌や草刈り機を使って丁寧に刈り取っていきました。
(参加者)
「少しでもきれいになって快適に運行できるといいなと思いまして、協力できればと思ってきました。」
(中央町自治会 本田宏二会長)
「私たちの生活の鉄道として大切なものであるので、少しでもお役に立てばということでこのような作業に取り掛かった」
清掃作業は2時間ほどで終わり、軽トラック7台分の雑草を取り除いたということです。 -
シカやイノシシ肉を有効活用 ジビエ料理の研修会・宮崎県
12/2(木) 17:54
シカやイノシシの肉を使ったジビエ料理の普及をめざそうと宮崎市で調理の研修会が開かれました。
シカ肉やイノシシ肉を代表とするジビエ。高タンパク質、低糖質で、アスリート向けの食材としても注目されています。
2日の研修会は、宮崎県が開いたもので、県内の調理師や専門学校の生徒あわせて15人が参加。
県産ジビエの普及に力を入れているホテルの調理師から作り方やレシピについて説明を受けたあと、実際に、県産のシカ肉やイノシシ肉を使ったイタリア料理などを作りました。
(専門学校生)
「ふだん見ないから、ジビエの食材は、初めて学ぶことがたくさんあります」
(カフェの調理師)
「有害鳥獣のほうで何か利用できないかと思ったところだったが、今後はこういうおいしいメニューができたら、メニュー化がどんどん広がるかなと思っています」
ジビエ料理は、有害鳥獣として駆除されたシカやイノシシの有効利用にもつながるため、県では普及に力を入れています。
ジビエの有効活用ができれば、猟師の収入も増えて、捕獲も進み、農作物への被害も減らすことが期待できるので、県はジビエ料理を普及を進めたいところです。
来年2月には、ジビエフェアが行われる予定となっています -
贈答用で人気の柑橘類「スイートスプリング」の初売り・宮崎県
12/2(木) 17:29
贈答用として人気の高い柑橘類「スイートスプリング」の初売りが宮崎市のデパートでありました。
温州みかんとはっさくをかけあわせた「スイートスプリング」は、果汁が多く、さわやかな香りが特徴で、JA綾町管内では12戸の農家が栽培しています。
2日は、宮崎市の宮崎山形屋で初売りがあり、1日、収穫された「スイートスプリング」が売り場に並べられました。
今年は、秋以降、晴天が続いたことで、大きさもよく酸味と香りのバランスが上々だということです。
(宮崎山形屋・洋康青果 松田陵治常務)
「年々知名度も上がっていて、客からの需要も年々増えている状況だ。見た目はちょっと緑色ですっぱそうだが、実際、中はさわやかなオレンジ色で、味も甘くて水分量も多い柑橘になっている」
「スイートスプリング」の出荷は、来月上旬まで続き、JA綾町管内では、例年並みの50トンの出荷量を見込んでいます。 -
年末ジャンボ宝くじをPR 「幸運の女神」が知事を表敬訪問・宮崎県
12/2(木) 17:51
先月24日から販売が始まった年末ジャンボ宝くじをPRしようと「幸運の女神」が河野知事を表敬訪問しました。
宮崎県庁を訪れたのは、幸運の女神の大島紫央さんで、2日は、1等と前後賞合わせて10億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」を河野知事にPRしました。
宝くじの収益金の一部は、販売元の都道府県などに納められることになっていて、県内では、昨年度、およそ28億円が子育て支援などの事業にあてられたということです。
(宝くじ「幸運の女神」 大島紫央さん)
「1等前後賞合わせ10億円ということで、超豪華賞金が魅力の宝くじとなっております。ぜひ、今年最後の運試しということで、たくさんの方に手にとっていただきたい」
年末ジャンボ宝くじは、今月24日まで販売され、抽選は今月31日に行われます。 -
宮崎市田野町 大根やぐらをモチーフにイルミネーション・宮崎県
12/2(木) 18:18
素敵なイルミネーションの話題です。
宮崎市田野町のJR田野駅前広場に今年もお目見えしたのは、地元の冬の風物詩、大根やぐらをモチーフにしたイルミネーションです。
大根の形をした電飾は、まちづくり協議会のメンバーが中心となって手作りしたもので、およそ200本がやわらかい光を灯しています。
今年で11回目となった大根やぐらのイルミネーションは、来年1月21日まで点灯されます。 -
日南市で自宅に放火の疑い 80代の会社役員の男を逮捕・宮崎県
12/2(木) 15:44
2日の朝早く、日南市で自宅に火をつけ、全焼させたとして、非現住建造物等放火の疑いで80代の会社役員の男が逮捕されました。
捕まったのは、日南市板敷の会社役員、山下被七(けさしち)容疑者(89歳)です。
警察の調べによりますと、山下容疑者は、2日午前5時半過ぎ、自身が役員を務める会社の事務所と作業場を兼ねた建物内で、2階の木造住宅部分に火をつけ、全焼させた非現住建造物等放火の疑いが持たれています。
警察によりますと、山下容疑者は、「自宅に火をつけた」と容疑を認めていて、警察で、詳しい動機などを調べています。 -
県内で火事相次ぐ 新富町と都城市であわせて3人が死亡・宮崎県
12/2(木) 11:21
1日夜、新富町と都城市高崎町の住宅などで火事が相次いで発生し、合わせて3人が死亡しました。
(渕 雅顕記者)
「こちら新富町の火災現場です。現在も警察と消防による実況見分が続いています」
1日午後10時半ごろ、新富町新田で近くに住む住民から「新田原基地の北側の竹やぶから火が出ている」と消防に通報がありました。
この火事で、木造平屋建ての住宅兼倉庫およそ100平方メートルを全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、この家に住む中山邦男さん(89歳)と84歳の妻の2人と連絡が取れていないということです。
遺体は2人の可能性もあるとみて、身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べています。
一方、1日午後7時半ごろ、都城市高崎町笛水の柳田重紀さん(79歳)の木造平屋建て住宅1棟と倉庫を全焼する火事がありました。
警察によりますと、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかったということです。
警察によりますと、柳田さんは1人暮らしで、現在、柳田さんと連絡が取れていないということです。
警察と消防は、遺体の身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べています。
このほか、日南市板敷の山下被七さん(89歳)の住宅でも火事があり、2階建て住宅の2階部分を全焼しましたが、けが人などはいませんでした。 -
この冬一番の冷え込み 宮崎市では初霜・初氷を観測・宮崎県
12/2(木) 11:31
2日朝の宮崎県内は、ほとんどの観測地点でこの冬一番の冷え込みとなり、宮崎市では初霜・初氷が観測されました。
2日朝の宮崎県内は、上空に流れ込む寒気や放射冷却の影響により、17観測地点のうち14の観測地点でこの冬一番の冷え込みとなりました。
最低気温は、五ヶ瀬町鞍岡で氷点下3.9度、美郷町神門で氷点下3.5度を観測。
また、氷点下0.9度となった都城市では小学生たちが寒さに負けず登校していました。
(登校中の小学生)
「寒いなーって思って、みんなででも登校しないといけないなーと思って、朝頑張って起きました」
一方、宮崎市では初氷と初霜が観測されました。
初氷は、平年より4日、去年より14日早く、初霜は平年と同じで去年より14日早い観測です。 -
新型コロナ 2日 県内では43日連続で新規感染者なし・宮崎県
12/2(木) 11:28
2日、宮崎県は、新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかったと発表しました。新規感染者の発表がないのは43日連続です。
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【Check!調査班】苦悩 県内の飲食関連業 人手不足の実態<前篇>・宮崎県
12/2(木) 09:01
世の中の気になることや疑問の声にスポットを当てる「Check!調査班」です。
今、新型コロナの新規感染者も、40日以上確認されておらず、落ち着いた状況のように感じます。今年こそは「忘年会を!」と考えている方も多いかもしれません。
ただ、飲食店側には、お客さんが戻ってきたからと言って、手放しには喜べない状況がありました。現場の今を取材しました。【前・後篇の前篇】
◆10人以上必要なアルバイトが現在は5人
宮崎市の飲食店、10月に入ってから徐々に客足が戻ってきた。ただ、店側には、困っていることがあると言う。
(居酒屋「たかさご」 山本孝治社長)
「人手不足ですね・・・」
慢性的な「人手不足」。本来ならアルバイトだけでも最低で10人以上必要だが、現在は5人。
(居酒屋「たかさご」 山本孝治社長)
「11月のシフト表なのだけど、見て。アルバイトが少なくて、毎日入れる人もいないし、週1回、週2回の人も多いので・・・(Q:空欄になっているのは?)コロナで辞めていった人たちです」
◆求人数が2~3割増加
人材派遣などを手掛けるマイナビ宮崎には、このような状況に陥った飲食店からの相談が多く寄せられているという。
(マイナビ宮崎支社 亀澤文二支社長)
「これまで従業員さん、アルバイト・パートさんをある程度休ませていたところ、そういった店舗が改めて求人を出す動きが見られてきておりまして・・・」
まん延防止等重点措置の期間中の9月と比べると、解除となった10月以降は、求人数が2割から3割、増加しているそうだが、実際の現場では、以前のような体制で人員を確保できていない実情があるのが現実だ。
◆タブレット導入で・・・
もちろん、店側もただ手をこまねいているだけではない。この店では、接客担当スタッフの不足分として20台のタブレットを導入。
(居酒屋「たかさご」 山本孝治社長)
「呼ばれて行って、作って持って行く。1往復なくなったというのはありますね」
この店では、こうした対応を年内まで続けて、今後の方針を決めたいと話す。
(居酒屋「たかさご」 山本孝治社長)
「余裕を持って接しながら、お客さんと対面で、せかせかせずに接客がしたいと思う」【後篇に続く】
※MRTテレビ「Check!」12月1日(水)放送分から -
【Check!調査班】苦悩 県内の飲食関連業 人手不足の実態<後篇>・宮崎県
12/2(木) 09:02
世の中の気になることや疑問の声にスポットを当てる「Check!調査班」です。
今、新型コロナの新規感染者も、40日以上確認されておらず、落ち着いた状況のように感じます。今年こそは「忘年会を!」と考えている方も多いかもしれません。
ただ、飲食店側には、お客さんが戻ってきたからと言って、手放しには喜べない状況がありました。現場の今を取材しました。【前・後篇の後篇】
◆代行運転のドライバーも
そして、人手が足りないのは、飲食店に限ったことではない・・・
(三浦功将キャスター)
「代行運転の随行車が停まるスペースなんですけど、現在すべての随行車が出払ってしまいまして1台も停まっていません」
宮崎市にある代行運転の会社。以前は45人ほどの従業員を抱えていたが、従業員の高齢化に加えて新型コロナの影響で今は20数人までに減ったという。
(ドライバー)
「第6波、第7波が怖いから戻って来られない、代行に従事したくないという人がほとんど」
繁華街はかつてのようにまで回復していないものの、今の時期、週末ともなれば一日におよそ150件の依頼が入るそうだが・・・
(フラワー代行運転 新坂龍正会長)
「通常だったらそんなに待ち時間はないが、一時間以上待ってもらったお客さんが大半。だからなんとか、その辺をクリアしたいところだが、現実的にちょっと厳しい」
◆キャンプシーズンの観光業界も深刻
心配なのは飲食関連業ばかりでない。
マイナビ宮崎支社は来年のプロスポーツのキャンプシーズンの観光業界も深刻だと分析する。
(マイナビ宮崎支社 亀澤文二支社長)
「受け入れ側の人が足りないということで、宿泊希望者だったり、観光客が増えてくるかもしれないですけど、そこの受け入れをどうするのかというのは人の問題というところが発生してくると思う」
新規感染者数が落ち着く中で迎えた忘年会シーズン。県内経済の回復には、人手不足の解消も急務だ。
(スタジオ)
多くの求人募集は、以前の時給よりも高い賃金を提示しているが、それでも人が集まらない現状だそうです。
マイナビバイトでは、こうした人手不足の状況は、来年のキャンプシーズンが終わる頃も収まらず、長く続く可能性を指摘しています。
※MRTテレビ「Check!」12月1日(水)放送分から -
新富町と都城市で火事相次ぐ あわせて3人死亡・宮崎県
12/2(木) 08:49
1日夜、新富町と都城市高崎町の住宅などで火事が相次いで発生し、合わせて3人が死亡しました。
1日午後10時半ごろ、新富町新田の住宅から火が出て、木造平屋建ての住宅兼倉庫、およそ100平方メートルを全焼しました。
この火事で、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、この家に住む中山邦男さん(89歳)と妻のあわせて2人と連絡が取れておらず、遺体は2人の可能性もあるとみて、身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べています。
一方、1日午後7時半ごろ、都城市高崎町笛水の柳田重紀さん(79歳)の木造平屋建て住宅1棟と倉庫を全焼する火事がありました。
警察によりますと、焼け跡から、性別不明の1人の遺体が見つかったということです。
また、柳田さんは1人暮らしで、現在、柳田さんと連絡が取れていないということです。
警察と消防は、遺体の身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べています。